おまけ (OMake)

 tex環境を編集する際,編集する度に

$ platex 
$ platex
$ pbibtex
$ platex
$ dvipdfmx

とコマンドをいくつも実行する必要がある.

('A`)マンドクセェ…

そこで,makefileを作って一発で変換!

$make

するようしたけど,変更する度にコマンドを打つ必要がある…(普通は常識だけれども)

しかもファイルを追加・削除する度にmakefileを作りなおす必要が.

というかそもそもmakefileを構成する言語に慣れる必要も...woops.


 しかし,OMakeなる素晴らしいものがあると耳に挟んだ.

これは試すしかあるまい.

ソースダウンロード:http://omake.metaprl.org/download.html

日本語訳によるマニュアル:http://omake-japanese.sourceforge.jp/

 マニュアルによると,デフォルトのOMakefileにはCとOCamlがコンパイル

出来るよう設定されているそうな.

OCaml?? なぜここでOCamlというマイナーな言語を..

とにかくOMakeをインストールしたら,プロジェクトのルートディレクトリへ移動し,

$ omake --install

と実行.

これにより,OMakefileファイルとOMakerootファイルが生成される.

以下,OMakefileの内容

LATEX   = platex
DVIPDFM = dvipdfmx
BIBTEX  = pbibtex 

LaTeXDocument( main, main)
.DEFAULT: main.pdf main.dvi

これで

$omake

とすれば,コンパイルしてくれる.

依存関係なんて自動解析してくれるので指定する必要なし!

便利な世の中になったなぁ.ι(´Д`υ)

さらに,OMakeのうまさはリアルタイム監視にある.

$omake -P

依存関係のあるファイルが更新される度,逐一コンパイルしてくれる.

素晴らしい.omake!おまけなのに!


と思いきや,何やらエラーが発生.

Failure: om_notify_open: (null)

なんだこれは.

ググール先生に聞いたところ,famを入れればいいとのこと

$ apt-get install fam

入れたら動いた!


リアルタイム更新できた.

(・∀・)イイネ!

>
http://d.hatena.ne.jp/hayamiz/20081208/1228727272

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